レンズレビュー:驚き!Viltroxは27mmをF1.2の大口径レンズも搭載可能になった

去年より発売されたViltrox AF 75mm F1.2 Proは見事な製品だ。非純正AFレンズのスペックを新たな高みに引き上げただけでなく、画質面でも従来ブランドの高価格帯の製品に匹敵する性能を持っている。 そして今回、Viltroxは新しいレンズ27mm F1.2の大口径レンズをリリースした!個人的には非常に興味を持っている。それでは、見てみましょう。

まず驚いたのは、かなり立派だということだ。Viltroxのレンズデザインに褒めるしかない。手にしてみると、75mmよりも軽いということは、27mmも頻繁に使用されるレンズにしてもいいくらいだ。 

この新しいProの銘板プレートは、レンズの質感を大きく上げてくれる。

簡単な紹介

Viltroxはレンズ市場に参入した時から、オートフォーカス製品に注力してきた。 初期のAPS-CフォーマットのF1.4固定焦点とフルサイズのF1.8固定焦点は、主に入手性の問題に対処していた。 以前のAF 13mm F1.4はすでに人目を引く性能を持っており、最近のAF 75mm F1.2 Pro、AF 16mm F1.8、AF 27mm F1.2 Proはさらに「驚き」であり、Viltroxの進歩の速さは誰の目にも明らかでしょう。

AF 27mm F1.2 Proについては、スペック的にはややニッチではあるものの、人物・物ともに強いボケ味をもたらすことができ、暗所での撮影にも強いため、非常に映像が作りやすいレンズだと思われる。70600円という価格設定も相まって、筆者としては描写におけるいくつかの欠点は許容範囲内ではないかと思うが。

レンズ仕様


さらに詳しく

画質と絞り:

富士フイルムX-H2Sで撮影した限りでは、絞り開放でフレーム中央部は十分に使用可能であり、F2.0まで絞るとフレーム全域で満足できる。

ボケに関しては、F1.2ではフレームの四隅にレモンのような光点があるが、F2.0まで絞ると基本的に正方形になる。


Viltrox Proシリーズを受け継いだAF 27mm F1.2 Pro XFの画質は、再び信じられないほどの解像度を実現し、画像の細部まで鮮明に再現してくれる。
優れたF1.2の開放F値は、比類ないボケ味を実現し、浅い被写界深度で深みのある表現が可能となり、複雑な背景環境でも、被写体を完璧に映し出すことができる。


スムーズなフォーカス移行

F1.2の大口径、高速シャッター、低ISO指数のおかげで、薄暗い条件下での画像の質感もきめ細かく表現できる。 これで大満足。

ハイスピードオートフォーカス

Viltrox AF 27mm F1.2 ProはSTMステッピングモーターが搭載され、静かで効率的に反応するモーターで、高速で正確なオートフォーカスを可能にする。 いくつかのテスト撮影を行ったが、Viltroxのオートフォーカス性能は優れており、決定的な瞬間を正確かつ確実に捉えたと言わなければならない。

操作性

Viltrox はAF/MFスイッチと絞りリングが付き、新しく発売されたEマウントとZマウントバージョンはカスタムボタンと絞りリングスイッチ増えたようだ。カスタムボタンとフォーカスリングの手触りが良いが、フードがプラスチックでロックがないことは惜しい。

防滴・防塵の保護

内部焦点式レンズなので、ゴミが侵入する可能性のある場所で動くものはありません。 また、フロントエレメントには 多層コーティングが施されており、耐水性と耐指紋性が向上し、フロントエレメントの掃除が簡単になります。防滴と言っても防水を意味するものではなく、レンズの手入れが必要であることに注意すべきだと思う。

Viltrox AF 27mm F1.2 Proの写真表現力を見てみましょう


結論

Viltrox AF 27mm F1.2 Proという超スペックレンズは、70000円くらいの価格で手に入れることが可能、絞り開放で十分に使える画質には驚かされた。 画質、絞り、ピント、ボケの雰囲気など、純正レンズと比較した場合、非常にコストパフォーマンスに優れ、性能面でも優れているので、非純正レンズの購入を考えている方々のであれば、Viltroxは期待に応えると思われる。

購入先:
https://pergear.co.jp/products/viltrox-27mm-f1-2-pro

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