七工匠(7artisans)の新製品55mmF1.4Ⅱ大口径は高コスパ

みなさん、こんにちは。本日は、発売されたばかりの非常に費用対効果の高いマニュアルマクロレンズをご紹介します。

中国のマニュアルレンズといえば、写真に興味のある人ならきっと七工匠(7artisans)を思い浮かべると思います。そう、今日の主人公は、七工匠(7artisans)から発売されたばかりの7Artisans 55mm F1.4マニュアル単焦点レンズの第二世代です!

七工匠(7artisans)は、中国の写真界で有名なだけでなく、InstagramFacebookYouTubeなどの世界のSNSで多数のユーザーが作品を共有しています。 Drifttyは以前、七工匠(7artisans)の50mm F1.1および35mm F2.0レンズを入手しましたが、 2つのレンズを試したところ、マニュアルレンズの遊び心と独特の色の風合いが筆者を夢中にしたことに言及しました。

 

APS-Cセンサーカメラのユーザーにとって、55mm85mmに相当するポートレートの黄金焦点距離であり、七工匠(7artisans 55mm F1.4も多くのポートレート写真愛好家から人気を博しています。前世代のユーザーからのフィードバックを収集し、それを反映させて七工匠(7artisans)はこの第2世代をリリースしました。 ここではまず、レンズを手にしてからの実際の使用感をみなさんにご紹介するつもりです。

そして記事の後半では、参考としてこのレンズで撮影した作例を添付します。

まずパッケージですが、いつも通り七工匠(7artisans)のシンプルなデザインの白い箱です。正面に七工匠(7artisans)のブランドロゴがあり、箱の両側はそれぞれ製品写真と光学構造図です。 箱を開けてスポンジ保護パッドを取り出すと、55mm F1.4Ⅱレンズ本体が現れます。レンズは保護フィルムで覆われていましたが、現物の撮影に影響を与えないよう先に取り外しています。

第二世代の七工匠(7artisans55mm F1.4は、前世代のオールメタル製を受け継いでいます。365gの重さは手にずっしりときます。これまでのレンズにはない手触りで、これが多くの人がマニュアルレンズを「楽しみが尽きない撮影機材」と呼ぶ理由です。

この新しい55mm F1.4を初めて使用したとき、細部にさらに驚きました。グレードアップした第二世代製品として、デジタルスケールのコーティングからCNC加工された滑り止め溝の細部まで、前世代から大きく進化しています。

レンズ前面の絞りリングは無段階設計で、動画ユーザーには使いやすいです。動画撮影時に被写界深度を自由に調整できるほか、露出のスムーズな移行も可能です。レンズの中央は幅広いフォーカスリングで、最短撮影距離は0.42mです。両リングの動きは適度で、感触はとても快適です。

レンズカバーも妥協せず、レンズ本体と同じ金属素材を使用し、七工匠(7artisans)のロゴがレーザー刻印されています。

レンズカバーを外すとレンズ径が52mmであることがわかります。コンパクトなサイズに加えて、この小径レンズはフィルターオプションも非常に豊富で、フィルター購入のコストはあまりかかりません。 しかし、実を言うと、ほとんどのレンズにUVレンズを用意する必要はなく、必要に応じて特殊効果フィルターを選べばOKです。

レンズマウントも金属製で、今回の第2世代55mm F1.4にはキヤノン、ソニー、ニコンなどのマウントオプションがあり、アダプターリングは不要です。

バヨネットは珍しいアノードグレーのデザインを採用し、また赤いドットの印があり、カメラ本体のバヨネットとの位置合わせが簡単にできます。

F1.4の絞りを全開にするとこんな感じです。公式データからこのレンズはクラシックなダブルガウスの56枚のレンズ構成で7層の高透過率光学コーティングを使用していることがわかります。優れたコーティングは高い光透過率を実現するとともに反射率を効果的に低減します。実際の撮影では、コーティングのレベルは主にフレアやゴーストを低減することに役立ちます。

最小絞りはF16で、絞り羽根は9枚、無段階の絞りリングはスムーズに回転し、適度な重みがあります。

 以下のサンプルはすべて、フルサイズのソニーA7R3ボディとこのレンズで撮影されています。APS-Cクロップモードをオンにすると、ポートレートの黄金焦点距離である85mmに相当します。参考にしてください。

 

ILCE-7RM3+7Artisans 55mm F1.4APSC
F2.8 1/200 iso100

ILCE-7RM3+7Artisans 55mm F1.4APSC
F1.4 1/400 iso100

ILCE-7RM3+7Artisans 55mm F1.4APSC
F1.4 1/640 iso100

ILCE-7RM3+7Artisans 55mm F1.4APSC
F1.4 1/1250 iso100

ILCE-7RM3+7Artisans 55mm F1.4APSC
F2.8 1/320 iso100


【まとめ】

今回は七工匠7artisansAPS-C55mm F1.42世代レンズをレトロなポートレート写真撮影に使用しましたが、このレンズはあらゆる面で優れた性能を発揮します。40メガピクセルのフルフレームボディに付けてAPS-Cクロップモードをオンにして85mmポートレートレンズとして使用するには十分な画質で、絞り開放時のシャープさも非常に優れています。 出来映えについてあれこれ余計なことはいいません。七工匠7artisansのレンズは素晴らしい質感と感触を持っています。手に持っていると工芸品のようにも感じられます。実際には、バッグから取り出して楽しむことができるレンズで、そして手ごろな価格は中国ブランドの良心を反映しています。日々の練習や、55mmの焦点距離を低コストで体験するのに非常に適しています。 本当にお勧めですよ。

 以上、七工匠7artisans55mm F1.4レビューでした。みなさんのお役に立てば幸いです。
(レビュアー:Driftty)

■購入は以下から

pergear公式:
https://bit.ly/3pT7TZL

コメントを残す